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Display Week 2017 報告

20 SEAJ Journal 2017. 8 No. 158トラストを実現する技術として、ローカル・ディミングが実用化されているが、さらなる高コントラストを実現する技術として画素ディミングによる液晶TV がSONY から市販された。液晶しか実現できない応用として、液晶アンテナ、透明液晶(カラーフィルタや偏光板を用いないで、高透過率のカラー表示が可能)、電気カーテン(高分子分散型やゲストホスト型が実用化されている)など。一方、OLED はモバイルデバイス用ディスプレイとしての応用が増えている。ガラス基板によるリジットタイプやポリイミドフィルム基板を用いたフレキシブルタイプが実用化されている(図11参照)。今年のトピックスの一つにマイクロLED がある。マイクロLED は、図12に示すように、高輝度、高速応答、曲面/フレキシブル、低消費電力など特徴である。応用としては、ウェアブル、車載、サイネージおよびHMD などがある。しかし、実用化にあたっては、LED のエピタキシー結晶成長、チップ移載、ボンディングおよびクロス・インダストリ等が課題である。FPD の市場推移(ワールドワイドのTFT 生産キャパ(面積ベース)を図13に示す。TFT の生産割合は、2017年96%から2023年93%と僅かに減少するのみで、揺るぎない地位を占めると予測される。最後に、ディスプレイ技術の推移と将来予測を図14に示す。この図は、直視型FPD であるが、プロジェクション型も新規技術が台頭している。まさにディスプレイは戦国時代。3.Symposium3.1 ソニーのOLED マイクロディスプレイ論文は、Kei Kimura, et al., ”New pixel driving circuitusing self-discharging compensation method for highresolution OLED micro displays on a silicon backplane”でDistinguished Paper に選ばれた。Expanded Paper としてJournal of the SID 25/3 pp.167-176 (2017) に掲載されている。シリコンバックプレーン上に形成したアクティブマトリクス有機発光ダイオード(AM-OLED)マイクロディスプレイ(M-OLED)は、図15に示すようにOLED の特徴とマイクロディスプレイに特徴を併せ持つ。既に、電子ビューファインダ(EVF)としてミラーレスカメラに搭載され、ヘッドマウントディスプレイとしても高い評価を得ている。また、図10  Relentless TFT-LCD Innovations(講演スライドを著者撮影)図11  OLED is Increasingly Adopted for Mobile Devices(講演スライドを著者撮影)図12  Micro LED : Still a Long Way to Go(講演スライドを著者撮影)図13  LCD is expected to Maintain a Dominant Position(講演スライドを著者撮影)図14  The Warring States of Display Technologies(講演スライドを著者撮影)