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セミコンウエスト2016

SEMICON West 2016 訪問記SEAJ Journal 2016. 8 No. 154 25今年のテーマは、“DEFINITELY NOT BUSINESS ASUSUAL”である。適当に解釈していたら、EE Times の福田昭氏によると“これまでのビジネスは忘れろ”という事だそうだ。※ http://eetimes.jp/ee/articles/1607/14/news036.htmlそれでは以下、SEMI/Gartner Market Symposium とOpening Keynote の様子を中心にレポートする。【SEMI/Gartner Market Symposium】7月11日の午後、展示会開催に先立って、セミとガートナーによるマーケット状況の解説と予測についてプレゼンテーションがあった。(写真5)まずトップバッターのDuncan Meldrum 氏 (HilltopEconomics)は、“Economic Uncertainty, the Global Economyand Semiconductors”と題し、GDP 予測の傾向について講演した。リーマンショックの前と後でGDP が平均3.2% から2.4% に落ち、明らかに違いがある。(図1)来年は戻ると言いながら、毎年下方修正している予測は問題だと指摘した。続いて“Brexit”。日本では参議院選挙の影響ですっかり影を潜めていたワードだ。一瞬出遅れてしまった。しかしマーケットの状況において、Britain Exit は最重要なテーマの一つである。Bob Johnson 氏(Gartner) の講演では、Brexit が起こるとは予測していなかったと逃げていた。しかし、今後ポンド安が長く続く事、そしてコンシューマの消費低迷が2017年前半一杯続くとし、景況感の低下による英国と西ヨーロッパにおけるIT 投資の減少が2017年の半導体需要減につながると予測した。その後は中国関連の講演が2件続いた。一件は、SamWang 氏(Gartner)の“The Challenges of SemiconductorFoundry Business Globally and in China”である。2015年のTSMC のシェアは54.3%、中国のファウンダリ合計はまだ7.8% にしか過ぎない。しかし中国は国策として、$200億を超えるファンドを用意し内製半導体を育てるとの真剣な意志がある。これを信じる事、また中国のSoC 設計能力について認識するべきとした。続くJim Walker 氏は“Semiconductor Packaging: TheCrucial Growth Component in China’s Electronics SupplyChain”として、中国にとって微細化投資は高価であり、より可能性の高いパッケージングでの参入をはかって来た事を示した。既にOSAT(Outsource Assembly and Test)として、フロアスペース換算で世界の33%(台湾は23%)、雇用者数で25%、工場数で22%、そして生産量(額)で43%が中国にある工場により占められている。半導体業界の対GDP 比が高い台湾、韓国はこれを脅威とし、対応策の必要性が訴えられていることも紹介した。SEMI のDan Tracy 氏は、2016年、2017年の半導体製造装置販売高予測を示した。(図2)装置を巡る認識としては皆同様だ。PC の減少、スマートフォンの飽和などマーケッ写真5 SEMI/Gartnerマーケットシンポジウムト・ドライバが不在であり、半導体の出荷額も2年連続の図1 GDP は今後+2% 台となる図2 SEMI の半導体製造装置販売高予測