ブックタイトル進化するフラットパネル・ディスプレイ技術

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進化するフラットパネル・ディスプレイ技術

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概要

進化するフラットパネル・ディスプレイ技術

SEAJ Journal 2018. 4 No. 161 15進化するフラットパネル・ディスプレイ技術工程が増加することによる歩留まり低下、の懸念はあるものの効率を2倍にできる。効率向上分はOLED 最大課題の寿命改善にも転用できる。今後、フォーダブル対応の小型機器登場のタイミングでCF 内蔵型のフレキシブルOLEDが採用される可能性があると推定する。参考文献1. Annie Tzuyu Huang,et.al.“Flexible AMOLED Displays MakeProgress, Information Display vol.32, No.2,pp.18, 20162. https://www.sony.jp/oel/products/XEL-1/feature_2.html#L2_40(ソニー有機EL テレビ、オーガニックパネルとは)3. 特許公報 特許第3555759号(ソニー株式会社)4. 特許公開公報 US2017/0317145(Samsung Display Co., Ltd.)5. 特許公開公報 US2018/0053918(Samsung Display Co., Ltd.)筆者経歴1982年 日立製作所日立研究所 入所。半導体IC、LTPS 開発に従事。1993年 日立製作所 電子管事業部(後の日立ディスプレイズ)へ異動。TFT-LCD 開発。特にTV 用IPS-LCD の開発を主な担当とする。2009年 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社へ異動。FPD 技術調査担当(LCD、OLED、QLED、μ LED など)。2017年末退職。2018年1月よりサークルクロスコーポレーションFellow Analyst 就任。主な受賞歴・ 2013年(公社)発明協会 全国発明表彰、発明賞・ 2015年文部科学大臣表彰科学技術賞  受賞テーマ「広視野角で低消費電力を実現したIPS 方式液晶パネルの開発」