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セミコンウェスト2019

セミコンウエスト201918 SEAJ Journal 2019. 8 No. 166SEMI は19年の半導体製造装置市場は前年比大幅減を予想7月9~11日の会期で、サンフランシスコで半導体製造装置の展示会「SEMICON West 2019」が開催された。半導体製造装置市場は調整局面にあり、主催者のSEMI は9日、半導体製造装置の2019年の世界販売額が前年比18% 減の527億ドルと、4年ぶりのマイナス成長となるという見通しを発表した。18年末時点の予想(596億ドル)から大幅に下方修正となった。下方修正の理由は、スマートフォンやデータセンター向けの半導体需要が弱いうえ、米中貿易摩擦による市場の先行き不透明感もあって、半導体メーカーの間で装置への投資を控える動きが広がったため。我々は、19年の半導体製造装置市場を前年比20% の縮小と予想しているため、違和感はない。縮小傾向が続くセミコンウェストSEMICON West 2019の展示会場となったMosconeCenter のSouth 及びNorth を取材した。Moscone Centerは改装工事が終了し、近代的な装いに生まれ変わったが、全体の展示スペースは昨年と比べてさらに縮小しており、米国の大手半導体製造装置メーカーのLam Research、Applied Materials、Teradyne は実質的には出展していなかった。今年は太陽電池の展示会はなし日系の大手半導体製造装置メーカーの展示スペースも、前年比で縮小しているところが多かった。これまでは隣のMoscone West で同時に開催していた太陽電池の展示会は、今回はなかった。Semicon West 2019去年は工事中(左)で、今年新たに生まれ変わった(中、右)Moscone Center~製造装置業界の早期回復シナリオは消滅~野村證券株式会社エクイティ・リサーチ部 マネージングディレクター和わだ き田木 哲て つ や哉